【国士舘大学教育後援会事務局】
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支援で豊かな教育環境へ。 国士舘大学教育講演会は、学生の支援事業を行う機関です。支援で豊かな教育環境へ支援で豊かな教育環境へ

国士舘大学教育後援会
会 長
山田 愼吾
学校法人国士舘常任理事

 

後援会パワーで真の学生支援を!」

2024年の新年を迎え、国士舘創立107年目、また本会設立8年目の新た年の幕開けとなりました。謹んで新年のご挨拶を申し上げます。会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。ここに「教育後援会だより」を発行し、令和5年7月に開催した総会の議案を含め、本年度の当会の現況等についてご報告申し上げます。

本会は、国士舘大学に教育を託す1万2千名を超える学生の全てのご父母・保証人の皆様と学内教職員要職者選出の役員とで構成された組織です。平成28年に発足以来、常に学園(大学・法人)と本会が一体となり、学生支援の諸活動を続けている他大学には見ない組織体系であり、学生支援においても、設立趣旨に沿い出来るだけ学生にとって有意義、真に役立つ支援内容に特化して事業を展開しています。

その代表的な支援例として、奨学金事業があります。本会の奨学金制度には「育英奨学金」、「夢をあきらめない奨学金」、「緊急短期小額奨学金」の3種類がありますが、育英奨学金は家庭急変時に給付するもの、緊急短期小額奨学金は、仕送り遅延や急な教育費が必要になった際に無利子で5万円以内を貸与する生活費支援策です。夢をあきらめない奨学金は、最近のコロナ禍及びウクライナ戦争による経済環境の悪化から経済的困窮学生が増え、修学を断念せざるを得ない学生の救済に大きな効果を発揮している奨学金です。その運用形態は、経済的困窮状況に応じ、原則学納金の1/2を給付するタイプと無利子で学費を一時的に立替融資するタイプがあります。国の修学支援(無償化)、本学の奨学制度等の基準から漏れ、他に手段が無い学生を学生部から推薦を受け、学生と直接面談して、タイプ選択と支援額を決定しています。ここ3年間の実績は106名であり、学内はもとより他大学からもその有意義性の高い評価を得ており、教育後援会を設立した意義は大きいと自負しています。

他の特徴的支援策としては、国士舘が力を入れる防災リーダ養成教育(正課)の成果として①防災士認証登録料の補助、②キャリア支援として「SPI3模擬試験対策」書籍を3年生全員へ自宅配布、③安否確認システム経費の全額支援などがあります。

父母会員の皆様に直接係わる中心事業としては、大学主催の父母懇談会への経費全面支援があります。令和5年度の父母懇談会は3キャンパスに加え、青森・福島・大阪・札幌・広島の5地方会場で対面に開催されました。本会から会長、副会長等が出席し対面で父母と直接お話出来たことを大変喜ばしく思っております。もう一つは、新たに昨年度から導入した学生と父母が利用できる「学外メンタル相談窓口」の24時間開設があります。

本会は、益々学生を応援し、安心と安全な学生活動と経済的困窮学生の修学支援に力を入れてまいります。本会の支援理念は、国や大学では出来ない支援、よりきめ細かな実効性のある真に学生のための支援目指し、学生が無事卒業に至るよう心がけてまいります。

国士舘は、2027年の創立110周年に向け、記念事業として「国士舘キャンパス環境整備事業」が令和4年10月からスタートしていることを前回本だよりで紹介しました。これは、世田谷スキャンバスにある築50年以上の既存建物5棟の建替えを中心に、学園全体の施設整備を計画する大プロジェクト事業です。現在、プロジェクト会議・部会に専門コンサルタントが参画し基本構想、基本計画の検討が行われていますので、次年度の「教育後援会たより」では、決定した基本構想・基本計画の内容を紹介できると思います。

「教育後援会だより」は、年1回の発行ですが、本会ホームページでは、総会、幹事役員会の開催毎に、また学生スホーツの成果等を随時掲載していますので、是非ご覧頂き活動等にご理解を賜り、ご父母の皆様には、本教育後援会に強い関心を寄せられ、国士舘共々引き続きご支援とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。            

       以 上 

 


国士舘大学教育後援会
副会長
山崎  伸
現代ビジネス法学科代表役員

   学生が安心して学生生活を送れるように   

教育後援会副会長を担わせていただきまして、お陰様で三年が過ぎました。

202358日にコロナの分類が5種へ移行したことにより、徐々にコロナ禍以前の状態に戻りつつあります。47日の入学式では、3年振りに保護者の入場制限を設けずに実施することができました。また、授業も原則すべて対面、課外活動についても制限なしで行うことができました。現24年生は、入学当初からコロナ禍により普通の学生生活を送ることができなかった為、やっとという思いだったことでしょう。

課外活動では、陸上競技部は2010年以来7年振りに「全日本大学駅伝」の出場権を獲得しました。柔道男子は「全日本学生柔道優勝大会」で16年振りに優勝。サッカー部は「アミノバイタルカップR2023『第12回関東大学サッカートーナメント大会』において大会史上初の2連覇という快挙を成し遂げました。こうして苦しい状況を乗り越え活躍している学生たちは本校の誇りです。

就職状況については、卸・小売業とサービス業の採用計画が回復したことにより、本校の就職率は96.7%とコロナ禍前の水準に戻りました。就職活動については、各企業の選考はオンライン形式と対面形式を導入したハイブリット化が主流になりつつあります。また、企業の雰囲気を知る、面接の話題づくりだけではなく、早期選考といった選考ルートに入っていくケースもあり、インターンシップの重要性はますます高まっています。是非、本学のキャリア形成支援センターの「インターンシップ講座」や「面接体験セミナー」等様々な就職支援を利用して、希望する就職へ繋げていってほしいと思います。

今年も父母懇親会を、世田谷キャンパス・多摩キャンパス・町田キャンパス・青森・福島・大阪・札幌・広島の会場にて開催いたしました。

私は大阪の会場(ホテルグランヴィア大阪)にて、教育後援会の代表として教育後援会の支援活動についてお話をさせていただきました。

本年度の父母懇親会の企画段階では、まだコロナの分類が5類へ移行していなかった為、キャンパスの学食の開放については見合わせとなり、地方においても会食は行いませんでした。来年はぜひ解放に向けて検討していただき、本学と父母、父母同士のコミュニケーションの場を設けていただきたいと思います。

国士舘大学教育後援会は、経済的困窮学生の救済措置として「育英」「夢をあきらめない」給付奨学金対象者 16名・「立替奨学金」対象者13名に支援しました。また、スクールバスの無料化支援・安否確認システム支援等、昨年同様の支援の他、本年度新たに学生福利厚生支援(学食)として500万円の支援金を寄付いたしました。

私が後援会の活動をして気になっているのが「こころとからだのほっとライン」の支援です。メンタルヘルス面談のカウンセリングは0件でしたが、電話のカウンセリングは学生30名保護者11名、健康相談については学生90名保護者46名の利用者がいました。メンタルヘルスは「ストレス・対人関係」健康相談では保護者からの「精神症状」が圧倒的に多く、対人関係やストレスに悩んでいる学生・保護者が多いということがよく分かります。どうか一人で悩まずに相談をしていただき、楽しく有意義な学生生活を送ってほしいと思います。

教育後援会は安心して学生生活が送れるよう、また希望通りの就職ができるように、様々な支援活動をしています。未来ある学生のために、教育後援会に是非ご参加ください。

私も微力ながら引き続き尽力して参りますので、よろしくお願い致します。


                                         以 上


後援会の主な活動

大学と保護者との連携強化に関する事業

令和5年1月、広報誌「国士舘大学教育後援会だより Vol 7」を作成し、会員へ送付。また、毎年開催されている父母懇談会については、新型コロナ感染症対策により全体会場を分散するなどの方策を講じて実施が決定されました。

学生の教育・研究、厚生・就職、スポーツ・文化活動への支援事業

毎年開催される学園祭への支援金を贈呈しました。また、平成28年度より無料で運行している町田キャンパス、鶴川駅間及び多摩キャンパス、永山駅間並びに同キャンパス間における通学用バスについて、利用学生からの要望に応じたバス増便支援を継続して行いました。次に、奨学金事業では経済的困窮者へ「夢をあきらめない奨学金」の申請者に対して奨学金選考会と面接を実施して29名名に対して奨学金を支給しました。また,キャリア支援センターからの要望を受け自宅で常時活用できるSPI3模擬試験対策図書を3年生全員に配布しました。令和5年1月に開催された箱根駅伝では、出場選手への応援バスを経費支援して従来どおりの華やかなチィアリーダー等の応援が復活しましま。

大学の教育・研究・社会貢献活動の後援事業

世田谷キャンパスメイプルセンチュリーホール内にあるプール、フィットネスは入会時の登録料・次年度の更新料無料化を実施しました。 その他、緑化推進事業に協力して世田谷キャンパスの34号館1階エントランスに植栽を設置し継続的に支援しています。また、本学大学が年4回発行する大学新聞の編集発行についても支援を実施しました。 卒業生、新入学生に対しては卒業記念品と入学お祝い品として防災関連商品を贈呈しました。その他就職活動の際に求められる英語力を知るための英語検定料の支援を実施しました。

役員名簿

平成28年度に発足した教育後援会は令和元年度に完成年度を迎え1年から4年までのすべてのご父母が会員となりました。会長、副会長、幹事および監事は、会員のご父母と大学・法人の中から選出されます。令和5年度の役員数は、役員、運営委員の合計で129名となりました。

役職名
(定員)
氏名 現職又は
代表学科
学内・外
区分
適用
名誉会長
大澤 英雄 理事長 学 内 職務指定
会長 山田 愼吾 常任理事 学 内 役職者指定
副会長 山崎  伸 現代ビジネス法学科 学 外 会員指定
副会長 熊迫 真一 教務部長 学 内 役職者指定
幹事長
山根 潤 法人事務局長
学 内

役職者指定

幹事
安孫子 博美 21世紀アジア学科 学 外 会員指定
幹事 角田  貴子 21世紀アジア学科 学 外 会員指定
幹事 五十嵐 忠道 経済学科 学 外 会員指定
幹事 矢田 千賀子 武道学科 学 外 会員指定
 幹事 熊倉 健太 現代ビジネス法学科 学 外  会員指定 
 幹事 山崎 省吾 文学科 学 外  会員指定 
幹事 田原 淳子 学生部長 学 内

役職者指定

幹事 作田 英一 学生部事務部長 学 内

役職者指定

幹事 浅野 誠一郎 教務部事務部長 学 内

役職者指定

幹事 斉藤 弘子 総務部長 学 内  役職者指定 
幹事 一村 弘幸 財務部長 学 内

役職者指定

幹事 水戸部 真由美  広報課長 学 内  役職者指定 
監事 村井 廣幸 現代ビジネス法学科 学 外 会員指定
監事 伊敷 ひろみ 監査課長 学 内

役職者指定

      令和5年4月1日現在

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